11月18日に晴れる屋で開催されたフロンティア神挑戦者決定戦で無事優勝できたので、簡単なレポートとデッキについて色々書くことに。
使用デッキは4c《霊気池の驚異》で、これhttps://article.hareruyamtg.com/article/15665/の8位。

2bye持ってたのでR3から。

R3 URフェニックス ×○○
メイン戦は2tに出てきた《氷の中の存在》が除去できずにそのまま負け、サイド後は除去できたため勝ち。
あんまり印象に残ってないが、《氷の中の存在》が必ず2tに出てきて切れた覚えはあるためそれだけだったんだろう。


R4 赤単(hopesの鈴池さん) ××
メイン戦はある程度凌げたものの、《霊気池の驚異》と《織木師の組細工》どちらも引けず負け。サイド後は《魔術遠眼鏡》でガチャ禁止令を出され、火力で焼き切られて負け。
相手がブンなのに対してこちらが終止渋回りだったので当然の負け。


R5 赤黒現出 ○○
メインは《帆凧の掠め盗り》を2連打されて《霊気池の驚異》を取られたり《膨らんだ意識曲げ》で《約束された終末、エムラクール》が抜かれたりするも、だらだらやってたらもう一枚の《約束された終末、エムラクール》キャストが間に合い勝ち。
サイド後は《魔術遠眼鏡》を出されたので《墓後家蜘蛛、イシュカナ》と《不屈の追跡者》でアド勝ち。


R6 ドレッジ ID
このとき上に勝ち点13が4人、12点が6人、10点が1人で自分6位。本来ならIDせずにガチるところだったのだが、対戦相手が5位でIDを持ちかけてきた上にドレッジ。正直絶対にやりたくないマッチアップだったのでIDすることに。
結果、8位で無事抜けることができたため良し。


SE1 青黒コントロール(細川さん) ○○
青黒コントロールということはわかっていたため、メインは相手のフィニッシャーをすべてつぶしてライブラリーアウト勝ちするプランを徹底して勝ち。
サイド後は《薬術師の眼識》と《不屈の追跡者》で土地を伸ばし、《約束された終末、エムラクール》と《絶え間ない饑餓、ウラモグ》を連打して勝ち。
《スカラベの神》と《漂流自我》が入っていなかったため簡単mtgだった。


SE2 ターボネクサス(hopesの江原さん) ×○○
メインは《霊気池の驚異》を相手エンドに起動したら外した上にターンが帰ってこず負け。そもそも起動すること自体がミスだったとはいえ悲しみ。
2戦目は《ならず者の精製屋》と《不屈の追跡者》を並べ、カウンターを構えながら殴ってたら6t目くらいに勝ち。フォグを全部抜いてしまったんだろうなあ。
3戦目は《ドミナリアの英雄、テフェリー》を打ち消した返しに《霊気池の驚異》から、今度はちゃんと1ターン待って起動。《約束された終末、エムラクール》がめくれ、相手のハンドをぼろぼろにしたあとは適当に殴って勝ち。


SE3 赤単(R4と同じ人) ○○
https://www.youtube.com/watch?v=3uKt-vIvo38
動画があるのでだいたいそれで。

個人的な見所はメイン戦5t目、《密輸人の回転翼機》が攻撃してきた時にすぐ《蓄霊稲妻》を使わなかったところ。
なぜこの選択を取ったかというと、手札に《絶え間ない饑餓、ウラモグ》が2枚あるため面除去できるカードは《焼けつく双陽》2枚のみで心許なく、《発生の器》起動で《墓後家蜘蛛、イシュカナ》を当たりにしつつあわよくば《コジレックの帰還》を墓地に落としたかったから。
結果的には後続が出てきてしまい、エンド《蓄霊稲妻》から次ターンに《コジレックの帰還》キャストとなったが、その場合でもライフは17と十二分にあるためそこまで問題は無し。《コジレックの帰還》の誘発も行えるようになり、余裕を持って《霊気池の驚異》につなぐことはできた。

サイド後は相手のサイドミスなので特に言うこと無し。



こんな感じで無事優勝できたわけだけども、生放送やツイッターで《霊気池の驚異》がぼろくそに叩かれており結構悲しかった。
前回の神決でも優勝したのに全くユーザー増えてくれないことも割と悲しみ・・・・・・。
というわけで、ちょっとでも興味を持ってくれるようにデッキ選択の理由やラヴニカで得たもの、有利不利あたりをつらつらと。
ラヴニカ以前のあれこれは神のほうで一緒に書いたので。
神のほう→https://wakamidori.diarynote.jp/201809271936077522/

・デッキ選択の理由
とりあえず、適当なローグに負けないデッキパワーを持つことを前提に候補を出し、最終選考に残ったのが赤単、エスパーコン、ドレッジ、4c霊気池。

その中で真っ先に消えたのがエスパーコン。理由はうまい人相手のミラーで勝てる気がしなかったのと、残り3つを均等にメタった構築を作れなかったため。

次に消えたのがドレッジ。これは強さを把握できたのが最近過ぎて、最大パワーを発揮できる構築がわからなかったため無しに。あと、最近本当に流行っていたから。実際、細川さんはドレッジ絶対殺すデッキ構築だったので正解。

最後の赤単と4c霊気池は結構ぎりぎりまで悩んでいたが、意識されている赤単は勝ちきれないと考え候補から消去。2年くらい使っているためデッキを十全に回すこともできるしと4c霊気池に。

とまあ、完全に消去法で選んだデッキがうまくはまってくれたというところ。
具体的な強さとかは例の記事を見てほしい。


・ラヴニカで得たもの
なんといっても《蒸気孔》と《草むした墓》。この2枚が来たおかげで《血染めのぬかるみ》から1tに緑が、《樹木茂る山麓》から青が出せるようになり、マナベースがとてつもなく改善された。

また、ナチュラルに黒マナを捻出できるようになったため、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》の能力起動だけでなく、《コラガンの命令》や《餌食》といった優秀な黒いカードを採用できるように。

さて、これでコントロール相手の相性が改善されたかなあと思いきや別にそんなことは無く。土地が伸び切らずに始祖エルドラージが唱えられなかったり、そもそも《ドミナリアの英雄、テフェリー》の壁は厚かったりと普通に負ける負ける。

そこで、土地が止まって負けることを防ごうとドローソースである《天才の片鱗》を使用していたら、神から《薬術師の眼識》でいいんじゃないかというアイデアが。実際、《発生の器》で墓地に落ちても問題無く、ハンドのゴミをドローに変換でき、コストでうまく墓地のカードタイプを調整できるというまごう事なき神カードだったのだ。


・有利不利
有利:赤単、ジェスカイウィンズ、ミッドレンジ全般、青黒コントロール、先祖の結集コンボ、エスパー機体
5分:エスパーコントロール、黒緑硬化した鱗、青黒魂剥ぎ
不利:青赤ハサミ、ドレッジ、サヒーリコンボ、青赤フェニックス、青赤果敢


●後書き
念願叶って優勝でき、心が穏やかになりました。そのため、今はモダンのリハビリに奮起しているところ。フロンティアのことは次のパックがでるまで考える気がしないのも相まって、次の記事はモダン神挑戦者決定戦になりそう。
フロンティアのユーザーが増えてくれたらそこそこ喜ぶけど、あのコメント欄と晴れる屋のなにもしなさを鑑みるにまあ無理なんだろうなあ。神に晴れる屋で記事くらい書かせればいいのにとは思う今日この頃。

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