リミテッド神挑戦者決定戦と本番の振り返り
2019年3月11日 Magic: The Gathering
3月9日に晴れる屋で開催されたリミテッド神挑戦者決定戦に参加。
なんと運良く7-1でトップ7に入ることができ、翌日の神決定戦の参加権利を得ることができた。
本番は見どころのないパック達からくる下の上から中の下程度のデッキを構築し、無残にも瀧村さんの《ハイドロイド混成体》《予知覚》《エリマキ神秘家》入りスーパーシミックに虐殺され、これぞMTGという気分になった。
今回はその振り返り日記、シールドのデッキ構築時やドラフトのピック時に考えていたこと等を書いていく。
〇シールド
・デッキ構築
細かいプールは見づらいけれど画像参照、実際に組んだデッキはURL参照。
https://article.hareruyamtg.com/article/22123/ これの3位。
まず、プール全体をぱっと見た各ギルドの印象から。
アゾリウス:低マナ帯はあるがゲームを決めるカードがなく、微妙。一応《オルゾフのギルド門》が2枚あるのでタッチ《債務者の輸送》2枚でデッキにならなくはないが、長ラウンドを勝ち切るのは無理。
ラグドス:アグロをするには低マナ帯が足りず、除去コンにするには《不正相続》や除去の枚数が足りないためデッキにならなそう。
グルール:《荒廃ワーム》や《グルールの呪文砕き》、《一族のギルド魔導士》等の強力なマルチカードは多いが、赤緑ともにプレイアブルなカードがあまりにも少ない。一色タッチしてもカードが足りないレベル。
オルゾフ:低マナ帯は少ないが、除去や重いところは普通にあるので悪くはない。ギルド門も2枚取れているのでマナベースも良し。しかし、アドバンテージを取るカードが無いため、ロングゲームが予想できるシールドで勝ち切れるかは怪しい。
シミック:マナカーブが悪くなさそうで、《生術師の使い魔》+順応クリーチャー3種による勝ちパターンや《再発生》《精神純化》でのロングゲームも行えるため強そう。若干カードは足りなさそうだが、ギルド門とロケットでグルールの強力なマルチカードをタッチできるため許容範囲。上振れで一番勝ちが狙えそう。
このような印象からシミックタッチ赤にすることにし、カードを並べていくことにした。
とりあえずデッキに入りそうなカードを雑に並べていくと、最後の1、2枚で悩んだ。
候補は《マンモスグモ》、無理やり門を複数入れて《門の巨像》、《野蛮な一撃》、《批判家刺殺》、《活力の贈り物》、《石のような強さ》。
考えた結果、《門の巨像》は門の数、《活力の贈り物》《石のような強さ》《野蛮な一撃》はクリーチャーの数的に採用見送り。《批判家刺殺》は最後の最後まで悩んだが、唱えられないリスクを上回るリターンがないと判断し、泣く泣く《マンモスグモ》2枚を採用した。
・戦績
リミテッドなためそんなに意味はないが一応。
R1 bye
神の力は偉大
R2 アゾリウスタッチ緑 ×〇〇
一戦目はこちらのアクションがないうちにカラカル、3/2/1死後1とテンポよく動かれ、ようやく唱えたクリーチャーをバウンスされそのまま負け。
二戦目は相手のマナスクリュー、三戦目は《生術師の使い魔》と《速足ウツボ》でぼこぼこにして勝ち。
R3 グルール ××
一戦目は序盤から1:1交換を繰り返すこちらの望む展開になるが、ブロックをミスってしまい一枚無駄にカードを消費してしまう。その一枚差からか盤面は膠着状態かつお互い手札無しのトップ勝負になる。最終的に相手が《荒廃ワーム》と《スカルガンのヘルカイト》をトップして負け。
二戦目はお互い《荒廃ワーム》を唱え膠着したところに《スカルガンのヘルカイト》がまたもや出てきて負け。
R4 エスパー ×〇〇
一戦目は1/1/2接死、3/2/1死後1から《不正相続》2連打になすすべなく負け。
二戦目は相手の飛行クロックとこちらの《速足ウツボ》《ヒレバサミダコ》のクロック勝負の末、《生術師の使い魔》をトップして勝ち。
三戦目は飛行クロックをサイドインした《評議会の急使》で止めている間に地上で殴っていたら、相手の色事故もあり勝ち。
R5 オルゾフ 〇〇
一戦目はカラカルから《不正相続》と動かれるものの、後続がなく殴り勝ち。
二戦目は奇跡的に2tから肉質の良いクリーチャーを連打でき、《荒廃ワーム》で締めて勝ち。
R6 グルール 〇〇
一戦目は相手初動《野生の律動》でこちらの《本質の把握》が腐り、《門破りの雄羊》が通ってしまう。何とか《門破りの雄羊》をダブルブロックで処理したあと、相手の唯一の後続を《荒廃ワーム》で処理して勝ち。
二戦目は《グルールの呪文砕き》と《荒廃ワーム》を早い段階で引き込めたのでそのまま流れで勝ち。
R7 シミックタッチ白 〇〇 マツモトユウキさん
いつもバブルマッチやフューチャーマッチで当たって負けていたので、勝った喜びからか何も覚えていない。
R8 エスパー 〇〇
一戦目二戦目ともに2t《生術師の使い魔》から順応クリーチャーが暴れて勝ち。
全体的にレアがハンドに吸い付いたため本当に運が良い7-1だったが、上振れて勝てるデッキ選択をきちんとできた自分をほめてあげたい大会になった。
《マンモスグモ》の2枚目に関しては本当に正解かわからないが、まあ概ね最適なデッキ構築ができたのではないだろうか。
トラウマであったマツモトユウキさんに勝ったうえでのトップ7は感無量である。
〇ドラフト
https://article.hareruyamtg.com/article/22114/ これのシート4。
ピック段階で対戦相手と先手後手の決定権が伝えられる。対戦相手は瀧村さんで決定権は相手。
この段階で攻めよりのラグドスやグルールは厳しいと判断し、オルゾフアゾリウスあたりに座れたらいいなと考えた。
一パック目のレアは《鏡の行進》で落胆し、アンコモンにも大したカードは無かったためしぶしぶ《傲慢な支配者》をピック。幸いオルゾフの流れは良く、《アゾリウスの騎士判事》を拾いながら順調に白と黒のカードをピックすることができた。
それ以降は剥いたパックと流れが異常に悪く、もういっそ殺してくれ見たいな状態が続いたのでレポは残さないでおく。
まあどれだけうまくピックしていても《ハイドロイド混成体》《予知覚》《エリマキ神秘家》には勝てなかったと思うので、反省は2パック目の途中からちゃんとギルド門を取っておいて逃げ道を用意しておいたほうが良かったくらいにしたい。
そもそもドラフトは経験値が少なすぎて反省点を探すことすら難しいので。
〇まとめ
正直、実力不相応な程シールドで勝ててしまったため、ドラフトでぼろ負けしたのは実力の低さに加え運が収束した妥当な結果と言える。
最終的に4000ptしか形として残るものはなかったが、プロとドラフトをする経験や緊張感はなかなか得られるものではないので、とても良い経験になった。
ではでは~。
なんと運良く7-1でトップ7に入ることができ、翌日の神決定戦の参加権利を得ることができた。
本番は見どころのないパック達からくる下の上から中の下程度のデッキを構築し、無残にも瀧村さんの《ハイドロイド混成体》《予知覚》《エリマキ神秘家》入りスーパーシミックに虐殺され、これぞMTGという気分になった。
今回はその振り返り日記、シールドのデッキ構築時やドラフトのピック時に考えていたこと等を書いていく。
〇シールド
・デッキ構築
細かいプールは見づらいけれど画像参照、実際に組んだデッキはURL参照。
https://article.hareruyamtg.com/article/22123/ これの3位。
まず、プール全体をぱっと見た各ギルドの印象から。
アゾリウス:低マナ帯はあるがゲームを決めるカードがなく、微妙。一応《オルゾフのギルド門》が2枚あるのでタッチ《債務者の輸送》2枚でデッキにならなくはないが、長ラウンドを勝ち切るのは無理。
ラグドス:アグロをするには低マナ帯が足りず、除去コンにするには《不正相続》や除去の枚数が足りないためデッキにならなそう。
グルール:《荒廃ワーム》や《グルールの呪文砕き》、《一族のギルド魔導士》等の強力なマルチカードは多いが、赤緑ともにプレイアブルなカードがあまりにも少ない。一色タッチしてもカードが足りないレベル。
オルゾフ:低マナ帯は少ないが、除去や重いところは普通にあるので悪くはない。ギルド門も2枚取れているのでマナベースも良し。しかし、アドバンテージを取るカードが無いため、ロングゲームが予想できるシールドで勝ち切れるかは怪しい。
シミック:マナカーブが悪くなさそうで、《生術師の使い魔》+順応クリーチャー3種による勝ちパターンや《再発生》《精神純化》でのロングゲームも行えるため強そう。若干カードは足りなさそうだが、ギルド門とロケットでグルールの強力なマルチカードをタッチできるため許容範囲。上振れで一番勝ちが狙えそう。
このような印象からシミックタッチ赤にすることにし、カードを並べていくことにした。
とりあえずデッキに入りそうなカードを雑に並べていくと、最後の1、2枚で悩んだ。
候補は《マンモスグモ》、無理やり門を複数入れて《門の巨像》、《野蛮な一撃》、《批判家刺殺》、《活力の贈り物》、《石のような強さ》。
考えた結果、《門の巨像》は門の数、《活力の贈り物》《石のような強さ》《野蛮な一撃》はクリーチャーの数的に採用見送り。《批判家刺殺》は最後の最後まで悩んだが、唱えられないリスクを上回るリターンがないと判断し、泣く泣く《マンモスグモ》2枚を採用した。
・戦績
リミテッドなためそんなに意味はないが一応。
R1 bye
神の力は偉大
R2 アゾリウスタッチ緑 ×〇〇
一戦目はこちらのアクションがないうちにカラカル、3/2/1死後1とテンポよく動かれ、ようやく唱えたクリーチャーをバウンスされそのまま負け。
二戦目は相手のマナスクリュー、三戦目は《生術師の使い魔》と《速足ウツボ》でぼこぼこにして勝ち。
R3 グルール ××
一戦目は序盤から1:1交換を繰り返すこちらの望む展開になるが、ブロックをミスってしまい一枚無駄にカードを消費してしまう。その一枚差からか盤面は膠着状態かつお互い手札無しのトップ勝負になる。最終的に相手が《荒廃ワーム》と《スカルガンのヘルカイト》をトップして負け。
二戦目はお互い《荒廃ワーム》を唱え膠着したところに《スカルガンのヘルカイト》がまたもや出てきて負け。
R4 エスパー ×〇〇
一戦目は1/1/2接死、3/2/1死後1から《不正相続》2連打になすすべなく負け。
二戦目は相手の飛行クロックとこちらの《速足ウツボ》《ヒレバサミダコ》のクロック勝負の末、《生術師の使い魔》をトップして勝ち。
三戦目は飛行クロックをサイドインした《評議会の急使》で止めている間に地上で殴っていたら、相手の色事故もあり勝ち。
R5 オルゾフ 〇〇
一戦目はカラカルから《不正相続》と動かれるものの、後続がなく殴り勝ち。
二戦目は奇跡的に2tから肉質の良いクリーチャーを連打でき、《荒廃ワーム》で締めて勝ち。
R6 グルール 〇〇
一戦目は相手初動《野生の律動》でこちらの《本質の把握》が腐り、《門破りの雄羊》が通ってしまう。何とか《門破りの雄羊》をダブルブロックで処理したあと、相手の唯一の後続を《荒廃ワーム》で処理して勝ち。
二戦目は《グルールの呪文砕き》と《荒廃ワーム》を早い段階で引き込めたのでそのまま流れで勝ち。
R7 シミックタッチ白 〇〇 マツモトユウキさん
いつもバブルマッチやフューチャーマッチで当たって負けていたので、勝った喜びからか何も覚えていない。
R8 エスパー 〇〇
一戦目二戦目ともに2t《生術師の使い魔》から順応クリーチャーが暴れて勝ち。
全体的にレアがハンドに吸い付いたため本当に運が良い7-1だったが、上振れて勝てるデッキ選択をきちんとできた自分をほめてあげたい大会になった。
《マンモスグモ》の2枚目に関しては本当に正解かわからないが、まあ概ね最適なデッキ構築ができたのではないだろうか。
トラウマであったマツモトユウキさんに勝ったうえでのトップ7は感無量である。
〇ドラフト
https://article.hareruyamtg.com/article/22114/ これのシート4。
ピック段階で対戦相手と先手後手の決定権が伝えられる。対戦相手は瀧村さんで決定権は相手。
この段階で攻めよりのラグドスやグルールは厳しいと判断し、オルゾフアゾリウスあたりに座れたらいいなと考えた。
一パック目のレアは《鏡の行進》で落胆し、アンコモンにも大したカードは無かったためしぶしぶ《傲慢な支配者》をピック。幸いオルゾフの流れは良く、《アゾリウスの騎士判事》を拾いながら順調に白と黒のカードをピックすることができた。
それ以降は剥いたパックと流れが異常に悪く、もういっそ殺してくれ見たいな状態が続いたのでレポは残さないでおく。
まあどれだけうまくピックしていても《ハイドロイド混成体》《予知覚》《エリマキ神秘家》には勝てなかったと思うので、反省は2パック目の途中からちゃんとギルド門を取っておいて逃げ道を用意しておいたほうが良かったくらいにしたい。
そもそもドラフトは経験値が少なすぎて反省点を探すことすら難しいので。
〇まとめ
正直、実力不相応な程シールドで勝ててしまったため、ドラフトでぼろ負けしたのは実力の低さに加え運が収束した妥当な結果と言える。
最終的に4000ptしか形として残るものはなかったが、プロとドラフトをする経験や緊張感はなかなか得られるものではないので、とても良い経験になった。
ではでは~。
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