5月4日と5月11日に晴れる屋で開催された環境初陣戦とMCQに参加。
初陣戦は7-1-1からSE2没、MCQは6-2で20位とぼちぼち勝つことができた。
今回はそれらの振り返り。
まずは環境初陣戦から。
○環境初陣戦
・使用デッキ
https://article.hareruyamtg.com/article/26034/
これの4位。
構築自体は概ね友人のそのまま。
メインでの新顔は《伝承の収集者、タミヨウ》、《樹上の草食獣》、《総動員地区》、《爆発域》。
《伝承の収集者、タミヨウ》
カードを見た時点での想定から100倍は強く、+によるコンボパーツ探し兼山札堀り、-の万能性、常在型能力によるハンデス耐性と全てがデッキに噛み合っている。4枚で良かった。
《樹上の草食獣》
2種類目の2マナ以下ランパン。《成長のらせん》との違いは、キャントリップではない代わりに0/3到達のサイズがあること。
デッキ構造上、4マナの強カードをいかに上手く使えるかがゲームのキモなため、採用することは確定。問題は何枚採用するかだが、枠の都合と2枚引いたときのリスクを考えて1枚に。
《総動員地区》
マナが出るフィニッシャー。最後までフィニッシャーは悩んでいたものの、ろくなカードが出てこなかったのでこれで妥協。これのせいで《爆発域》の2枚目が取れないので、他のカードをフィニッシャーにした方が確実に強い。
《成長室の守護者》はミラーの《覆いを割く者、ナーセット》マウントクソゲーとエスパーの《時を解す者、テフェリー》へのささやかな抵抗として、プレイアブルな2マナクリーチャーがこれという話に。
《不快な冷気》は友人の宗教。
・レポ
R1 赤白英雄的 ○○
特に何も無く相性通りに踏み潰し。
《根の罠》を《伝承の収集者、タミヨウ》で使い回しているだけで楽々。
R2 スゥルタイミッドレンジ ××
メインは《荒野の再生》から《薬術師の眼識》3枚を表裏で唱えた結果、手札が土地だらけになって負け。
サイド後は1t《ラノワールのエルフ》《強迫》2t《マーフォークの枝渡り》《強迫》3t《軽蔑的な一撃》4t《ビビアン・リード》と全て持たれていたため負け。
これは無理。
R3 青黒クロパ ○○
《プテラマンダー》を《思考消去》や除去でバックアップするようなデッキ。
リソース回復手段が無かったため、こちらのマストカウンターの量が相手より上回って勝ち×2。
R4 ジャンドデスチェイン ○○
特に何も無く相性通りにメインは勝ち、サイド後は相手が《燃えがら蔦》を採用していなかったことと殴り値が高いハンドでも無かったため勝ち。
R5 エスパーミッドレンジ ○○
メインは不要札の差で勝ち、サイド後は相手の事故で勝ち。
R6 ジェスカイフレンズ ○×○
メインはいつも通りブン回って勝ち。サイド後は《時を解す者、テフェリー》と《ドミナリアの英雄、テフェリー》が《主無き者、サルカン》で殴ってきて負けと、相手が一生土地3で止まって勝ち。
R7 グルールアグロ ○○
メイン相手先手2t《成長室の守護者》3t《グルールの呪文砕き》4t《グルールの呪文砕き》の上から勝ち、サイド後1t《ラノワールのエルフ》2t《ボーラスの壊乱者、ドムリ》3t《軍勢の戦親分》《燃えがら蔦》の上から勝ち。
《不快な冷気》が染みたのと、相手が《荒野の再生》を割るというミスをしたのもあるが、これで勝てるならなにやっても勝てそう。
R8 グリクシスコントロール ○○
メインは《荒野の再生》が通るタイミングでなにをとち狂ったのか《伝承の収集者、タミヨウ》を唱えてしまい負けそうになるも、ぎりぎり勝ち。
サイド後は《軍勢の戦親分》と《正気泥棒》を《成長室の守護者》と《押し潰す梢》で上手く捌いて勝ち。
R9 ID
SE1 エスパーミッドレンジ ○×○
メインは《爆発域》で《時を解す者、テフェリー》を相手エンドに除去して返しに勝ち。
サイド1戦目は《第1管区の勇士》と《時を解す者、テフェリー》で盤面くしゃくしゃにされ、こちらのプレイミスもあり負け。
2戦目は相手が7枚キープだったにもかかわらず、1t2tとM10タップインだったため《漂流自我》キープかと考え常にカウンターを構えながら慎重にプレイ。
最終的に《殺戮の暴君》が暴れて勝ち。
本当にサイド1戦目のプレイミスが酷く、見てないカードをケアしつづけ、コンバットをミスり、カードの切り方をミスり、ゲームのプランニングもミスした。
控えめにゴミ。
SE2 スゥルタイミッドレンジ ○××
メイン《エリマキ神秘家》で《伝承の収集者、タミヨウ》を消されびびるものの、何事も無く勝ち。
サイド後は3t《漂流自我》×2で負け。
《生体性軟泥》入れてないからしょうが無いね。
・感想
環境初期らしく毎回違うデッキと当たり、非常に楽しく試合をすることができた。
シミックネクサスのデッキパワーも前期とは比べものにならないほど上がっており、プレイも快適。《根の罠》切れやマナフラッド負けが《伝承の収集者、タミヨウ》のおかげで限りなくなくなり、《伝承の収集者、タミヨウ》単体でチェインが始まることや《爆発域》で《燃えがら蔦》に触れるようになったのが大きい。
エスパーミッドレンジ相手はかなり厳しいマッチアップだと感じたので、サイドボードをもう少し考える必要がありそう。
○晴れMCQ
・使用デッキ
シミックネクサス
メインボード
2《樹上の草食獣》
4《根の罠》
4《成長のらせん》
3《アズカンタの探索》
1《一瞬》
1《無責任な放逐》
2《悪意ある妨害》
1《覆いを割く者、ナーセット》
4《荒野の再生》
4《薬術師の眼識》
4《伝承の収集者、タミヨウ》
4《運命のきずな》
5《島》
7《森》
4《繁殖池》
4《内陸の湾港》
4《天才の記念像》
2《爆発域》
サイドボード
4《繁茂の絆》
4《生体性軟泥》
2《殺戮の暴君》
3《否認》
1《世界を揺るがす者、ニッサ》
1《押し潰す梢》
環境初陣戦からほぼスタンをやらずに前日まで経過。
友人が勝てない勝てないと阿鼻叫喚だったので話しを聞くと、メインに《時を解す者、テフェリー》が多く採用されているバントミッドレンジ、エスパーミッドレンジが大流行、前者には《エリマキ神秘家》が後者には《思考消去》+《正気泥棒》というなかなか《時を解す者、テフェリー》以外も厳しいラインナップ。また、白単タッチ青もにわかに流行っており、メインはブン回られ無ければなんとかなるものの、これまたサイド後に《時を解す者、テフェリー》と《ドビンの拒否権》で圧殺されるとのこと。
前期まで概ね勝てていたエスパーコントロール相手も、サイド後3tの《時を解す者、テフェリー》か《正気泥棒》の二択で裏目を引いたら封殺されるため、そこまで勝てるわけではないらしい。
信頼を置いている《運命のきずな》プレイヤーである彼がそこまで言うならそうなのかなあと思いつつ、馬鹿なので《運命のきずな》を使う方向で頭をこねくりまわすことにした。
問題は《時を解す者、テフェリー》に起因する。
・クリーチャーは呪禁が無い限りバウンスされる。
・《一瞬》は相手ターンの《時を解す者、テフェリー》に触れず、あまり意味が無い。
・打ち消すにも先手3tの場合は《否認》等2マナカウンターしかかからない上にそれも《思考消去》で落とされる可能性があり、数多く採用すると着地してしまった際の腐りかたが激しい。また、《正気泥棒》の裏目が厳しい。
こうなってくると解決策は、
・返しで《時を解す者、テフェリー》では触れないPWかクリーチャーでマウントを取り返す。
・《爆発域》X=3を相手エンドに起動し、返しで致命的な盤面を作り出す。
のが現実的。
ということで、メインの《樹上の草食獣》、《爆発域》を2枚に増やし、《伝承の収集者、タミヨウ》も4枚に。
特に、《樹上の草食獣》は《時を解す者、テフェリー》の返しで4、5マナのアクションを取ることに寄与するだけで無く、《正気泥棒》をブロックできるため非常によろしい。
《爆発域》2枚を取る影響で《総動員地区》は解雇(27枚目の土地を取るならば話は別だが)。呪文でフィニッシャーを取らなければいけなくなったため、クリーチャーデッキに強い《無責任な放逐》を採用。
どの枠を削るかで小一時間悩んだが、細川さんの記事を見て《選択》を抜く知見を得、一人回しの結果普通に回ったため《選択》を抜いた。
しかし、普通に回ったといってもちょくちょくチェインが止まったため、マナフラッド受けとして《覆いを割く者、ナーセット》を1枚だけ採用。PWなため《時を解す者、テフェリー》に強めかつ、常在型能力が強力なので○。
サイドプランは、《繁茂の絆》によるライフゲイン+サーチと、《生体性軟泥》による盤面制圧がやはり一番軸がずれているという結論を出した。
《生体性軟泥》は相手のサイドボードカードである《ドビンの拒否権》を無視しながら《時を解す者、テフェリー》に強くでられ、盤面に残れば1枚で勝つことができる優秀なカード。緑カウント15では起動型能力の緑トリプルを用意することは難しいが、《世界を揺るがす者、ニッサ》や《荒野の再生》といったマナサポートがあるためどうにかなるだろう。また、このカードは連打することによるリターンが高く、前述したとおり1枚でも勝てるため、2枚や3枚よりは4枚が好み。
《繁茂の絆》は《生体性軟泥》を探しつつ、ライフを維持してくれるサイドプランに合ったカード。以前の感覚として、ライフゲインがないとランパンから《生体性軟泥》ではアグロデッキに間に合わないため、ライフゲインできるカードは必要不可欠。また、《爆発域》や《伝承の収集者、タミヨウ》、《樹上の草食獣》等、除去リソースランパン全てに触ることができる万能感も素晴らしい。欠点があるとすれば、ソーサリーであることと2マナであること。
あとは、友人からエスパーミッドレンジとコントロールが強いという話しが来たので《殺戮の暴君》を増やし、直接《時を解す者、テフェリー》《覆いを割く者、ナーセット》に殴りかかることができ、《生体性軟泥》プランと相性が良い《世界を揺るがす者、ニッサ》を採用。
《押し潰す梢》はPW環境である今そこまで刺さるカードでは無いが、《生体性軟泥》で地上を止めた上から《正気泥棒》で殴られるのが癪だったり、《パルン、ニヴ=ミゼット》に負けたくなかったので1枚は採用。《水没遺跡、アズカンタ》や《伝承の収集者、タミヨウ》でデッキを掘るスピードが半端ではないため、シミックネクサスでは60枚の中に1枚でも入っていることが重要。
・レポ
R1 エスパーミッドレンジ ○○
相手先手2t《思考消去》で《伝承の収集者、タミヨウ》が抜かれ3tに《正気泥棒》を出されるも、《一瞬》で戻してから《悪意ある妨害》で打ち消す。
その後、トップしてきた《伝承の収集者、タミヨウ》着地でそのまま勝ち。
サイド後は《第1管区の勇士》に殴られ続け、《時を解す者、テフェリー》が着地する。《生体性軟泥》を出すが、《拘留代理人》で本体を《時を解す者、テフェリー》の-でトークンを処理されピンチになる。
しかし、相手のクロックがそこまで早くなかったため《爆発域》X=3起動が間に合い、《生体性軟泥》が着地して勝ち。
R2 青黒コントロール ○○
メインはだらだらやって《運命のきずな》仕掛けで勝ち。
サイド後は《覆いを割く者、ナーセット》から《漂流自我》2連打され、1枚は弾くものの2枚目で《運命のきずな》を抜かれる。
しかし、ハンドに《殺戮の暴君》があったためそのまま処理されず勝ち。
R3 白単タッチ青 ×○×
メインは後手で1t《樹上の草食獣》2t《成長のらせん》と良い滑り出しだったが、後が続かずマナフラッド。《伝承の収集者、タミヨウ》の能力選択を間違え、負け筋を増やしてしまい負け。
サイド後1戦目は《繁茂の絆》連打から《生体性軟泥》連打で勝ち。なんだかんだコンバットが難しかった。
2戦目は《成長のらせん》から《荒野の再生》+《薬術師の眼識》、《伝承の収集者、タミヨウ》+《根の罠》と動ける良ハンドだったが、土地が3で止まり負け。
R4 エスパーコントロール ○○
メインは相手のスリーブが透けていたためジャッジを呼んだら、両面カードが入っていたらしくゲームロス。2戦目はメインのまま行われた。
なお、相手除去キープ、こちら《成長のらせん》+《薬術師の眼識》キープで勝ち。
R5 赤単 ○×○
メインは後手だったが、相手ダブマリこちらブン回りだったため勝ち。
サイド後1戦目は順当に1ターン間に合わず負け。
2戦目は相手1t《ギトゥの溶岩走り》2t《ヴィーアシーノの紅蓮術師》3t《ゴブリンの鎖回し》。ハンドに火力が2枚以上あるのであれば3tのアクションは火力火力だろうと予想し、余裕を持ってチェイン。その後、《繁茂の絆》2枚で1ターン分稼いで勝ち。
R6 バントミッドレンジ ○××
メインは《エリマキ神秘家》と《拘留代理人》の上からコンボを決めて勝ち。
サイド後はプランニングの甘さからサイドミス。《根の罠》を2枚残すべきでは無かったし、《成長室の守護者》相手に《殺戮の暴君》を入れるべきでは無かった。
R7 バントネクサス ○○
メインは相手が先にチェインを始めるも、手札に不要札が重なったかターンが帰ってくる。そのままターンを返さず勝ち。
サイド後は相手が無限にプレイミス。《荒野の再生》を4tにぶっぱされ、こちらのハンドに何も無く通ってしまう。その後、《世界を揺るがす者、ニッサ》《アズカンタの探索》《ドミナリアの英雄、テフェリー》《爆発域》と負けを覚悟したが、《薬術師の眼識》再活で最後の手札だった《否認》を切り、《爆発域》を貯める余裕があったにもかかわらず放置していたため、ターンが帰ってきた隙にコンボを決めて勝ち。
R8 白黒アグロ ○○
休憩、フリーウィン。
6-2 20位
・感想
白単相手はともかく、バントミッドレンジ相手は対戦経験の少なさとサイドカードの選択が如実に出た。《生体性軟泥》だけでは《拘留代理人》《エリマキ神秘家》《ハイドロイド混成体》の壁を乗り越えることができず、《爆発域》が必要。バントミッドレンジを意識するのであれば《爆発域》の追加を取るべきだった。
しかし、それ以外のデッキ構築に関しては特に不満もなかったため当分大きな変更はなさそう。
そろそろ真面目にフロンティアを考えなければいけないのでスタンダードをプレイする機会は減るだろうが、まだまだ今期は長く続くのでできる限り楽しんでいきたい。
初陣戦は7-1-1からSE2没、MCQは6-2で20位とぼちぼち勝つことができた。
今回はそれらの振り返り。
まずは環境初陣戦から。
○環境初陣戦
・使用デッキ
https://article.hareruyamtg.com/article/26034/
これの4位。
構築自体は概ね友人のそのまま。
メインでの新顔は《伝承の収集者、タミヨウ》、《樹上の草食獣》、《総動員地区》、《爆発域》。
《伝承の収集者、タミヨウ》
カードを見た時点での想定から100倍は強く、+によるコンボパーツ探し兼山札堀り、-の万能性、常在型能力によるハンデス耐性と全てがデッキに噛み合っている。4枚で良かった。
《樹上の草食獣》
2種類目の2マナ以下ランパン。《成長のらせん》との違いは、キャントリップではない代わりに0/3到達のサイズがあること。
デッキ構造上、4マナの強カードをいかに上手く使えるかがゲームのキモなため、採用することは確定。問題は何枚採用するかだが、枠の都合と2枚引いたときのリスクを考えて1枚に。
《総動員地区》
マナが出るフィニッシャー。最後までフィニッシャーは悩んでいたものの、ろくなカードが出てこなかったのでこれで妥協。これのせいで《爆発域》の2枚目が取れないので、他のカードをフィニッシャーにした方が確実に強い。
《成長室の守護者》はミラーの《覆いを割く者、ナーセット》マウントクソゲーとエスパーの《時を解す者、テフェリー》へのささやかな抵抗として、プレイアブルな2マナクリーチャーがこれという話に。
《不快な冷気》は友人の宗教。
・レポ
R1 赤白英雄的 ○○
特に何も無く相性通りに踏み潰し。
《根の罠》を《伝承の収集者、タミヨウ》で使い回しているだけで楽々。
R2 スゥルタイミッドレンジ ××
メインは《荒野の再生》から《薬術師の眼識》3枚を表裏で唱えた結果、手札が土地だらけになって負け。
サイド後は1t《ラノワールのエルフ》《強迫》2t《マーフォークの枝渡り》《強迫》3t《軽蔑的な一撃》4t《ビビアン・リード》と全て持たれていたため負け。
これは無理。
R3 青黒クロパ ○○
《プテラマンダー》を《思考消去》や除去でバックアップするようなデッキ。
リソース回復手段が無かったため、こちらのマストカウンターの量が相手より上回って勝ち×2。
R4 ジャンドデスチェイン ○○
特に何も無く相性通りにメインは勝ち、サイド後は相手が《燃えがら蔦》を採用していなかったことと殴り値が高いハンドでも無かったため勝ち。
R5 エスパーミッドレンジ ○○
メインは不要札の差で勝ち、サイド後は相手の事故で勝ち。
R6 ジェスカイフレンズ ○×○
メインはいつも通りブン回って勝ち。サイド後は《時を解す者、テフェリー》と《ドミナリアの英雄、テフェリー》が《主無き者、サルカン》で殴ってきて負けと、相手が一生土地3で止まって勝ち。
R7 グルールアグロ ○○
メイン相手先手2t《成長室の守護者》3t《グルールの呪文砕き》4t《グルールの呪文砕き》の上から勝ち、サイド後1t《ラノワールのエルフ》2t《ボーラスの壊乱者、ドムリ》3t《軍勢の戦親分》《燃えがら蔦》の上から勝ち。
《不快な冷気》が染みたのと、相手が《荒野の再生》を割るというミスをしたのもあるが、これで勝てるならなにやっても勝てそう。
R8 グリクシスコントロール ○○
メインは《荒野の再生》が通るタイミングでなにをとち狂ったのか《伝承の収集者、タミヨウ》を唱えてしまい負けそうになるも、ぎりぎり勝ち。
サイド後は《軍勢の戦親分》と《正気泥棒》を《成長室の守護者》と《押し潰す梢》で上手く捌いて勝ち。
R9 ID
SE1 エスパーミッドレンジ ○×○
メインは《爆発域》で《時を解す者、テフェリー》を相手エンドに除去して返しに勝ち。
サイド1戦目は《第1管区の勇士》と《時を解す者、テフェリー》で盤面くしゃくしゃにされ、こちらのプレイミスもあり負け。
2戦目は相手が7枚キープだったにもかかわらず、1t2tとM10タップインだったため《漂流自我》キープかと考え常にカウンターを構えながら慎重にプレイ。
最終的に《殺戮の暴君》が暴れて勝ち。
本当にサイド1戦目のプレイミスが酷く、見てないカードをケアしつづけ、コンバットをミスり、カードの切り方をミスり、ゲームのプランニングもミスした。
控えめにゴミ。
SE2 スゥルタイミッドレンジ ○××
メイン《エリマキ神秘家》で《伝承の収集者、タミヨウ》を消されびびるものの、何事も無く勝ち。
サイド後は3t《漂流自我》×2で負け。
《生体性軟泥》入れてないからしょうが無いね。
・感想
環境初期らしく毎回違うデッキと当たり、非常に楽しく試合をすることができた。
シミックネクサスのデッキパワーも前期とは比べものにならないほど上がっており、プレイも快適。《根の罠》切れやマナフラッド負けが《伝承の収集者、タミヨウ》のおかげで限りなくなくなり、《伝承の収集者、タミヨウ》単体でチェインが始まることや《爆発域》で《燃えがら蔦》に触れるようになったのが大きい。
エスパーミッドレンジ相手はかなり厳しいマッチアップだと感じたので、サイドボードをもう少し考える必要がありそう。
○晴れMCQ
・使用デッキ
シミックネクサス
メインボード
2《樹上の草食獣》
4《根の罠》
4《成長のらせん》
3《アズカンタの探索》
1《一瞬》
1《無責任な放逐》
2《悪意ある妨害》
1《覆いを割く者、ナーセット》
4《荒野の再生》
4《薬術師の眼識》
4《伝承の収集者、タミヨウ》
4《運命のきずな》
5《島》
7《森》
4《繁殖池》
4《内陸の湾港》
4《天才の記念像》
2《爆発域》
サイドボード
4《繁茂の絆》
4《生体性軟泥》
2《殺戮の暴君》
3《否認》
1《世界を揺るがす者、ニッサ》
1《押し潰す梢》
環境初陣戦からほぼスタンをやらずに前日まで経過。
友人が勝てない勝てないと阿鼻叫喚だったので話しを聞くと、メインに《時を解す者、テフェリー》が多く採用されているバントミッドレンジ、エスパーミッドレンジが大流行、前者には《エリマキ神秘家》が後者には《思考消去》+《正気泥棒》というなかなか《時を解す者、テフェリー》以外も厳しいラインナップ。また、白単タッチ青もにわかに流行っており、メインはブン回られ無ければなんとかなるものの、これまたサイド後に《時を解す者、テフェリー》と《ドビンの拒否権》で圧殺されるとのこと。
前期まで概ね勝てていたエスパーコントロール相手も、サイド後3tの《時を解す者、テフェリー》か《正気泥棒》の二択で裏目を引いたら封殺されるため、そこまで勝てるわけではないらしい。
信頼を置いている《運命のきずな》プレイヤーである彼がそこまで言うならそうなのかなあと思いつつ、馬鹿なので《運命のきずな》を使う方向で頭をこねくりまわすことにした。
問題は《時を解す者、テフェリー》に起因する。
・クリーチャーは呪禁が無い限りバウンスされる。
・《一瞬》は相手ターンの《時を解す者、テフェリー》に触れず、あまり意味が無い。
・打ち消すにも先手3tの場合は《否認》等2マナカウンターしかかからない上にそれも《思考消去》で落とされる可能性があり、数多く採用すると着地してしまった際の腐りかたが激しい。また、《正気泥棒》の裏目が厳しい。
こうなってくると解決策は、
・返しで《時を解す者、テフェリー》では触れないPWかクリーチャーでマウントを取り返す。
・《爆発域》X=3を相手エンドに起動し、返しで致命的な盤面を作り出す。
のが現実的。
ということで、メインの《樹上の草食獣》、《爆発域》を2枚に増やし、《伝承の収集者、タミヨウ》も4枚に。
特に、《樹上の草食獣》は《時を解す者、テフェリー》の返しで4、5マナのアクションを取ることに寄与するだけで無く、《正気泥棒》をブロックできるため非常によろしい。
《爆発域》2枚を取る影響で《総動員地区》は解雇(27枚目の土地を取るならば話は別だが)。呪文でフィニッシャーを取らなければいけなくなったため、クリーチャーデッキに強い《無責任な放逐》を採用。
どの枠を削るかで小一時間悩んだが、細川さんの記事を見て《選択》を抜く知見を得、一人回しの結果普通に回ったため《選択》を抜いた。
しかし、普通に回ったといってもちょくちょくチェインが止まったため、マナフラッド受けとして《覆いを割く者、ナーセット》を1枚だけ採用。PWなため《時を解す者、テフェリー》に強めかつ、常在型能力が強力なので○。
サイドプランは、《繁茂の絆》によるライフゲイン+サーチと、《生体性軟泥》による盤面制圧がやはり一番軸がずれているという結論を出した。
《生体性軟泥》は相手のサイドボードカードである《ドビンの拒否権》を無視しながら《時を解す者、テフェリー》に強くでられ、盤面に残れば1枚で勝つことができる優秀なカード。緑カウント15では起動型能力の緑トリプルを用意することは難しいが、《世界を揺るがす者、ニッサ》や《荒野の再生》といったマナサポートがあるためどうにかなるだろう。また、このカードは連打することによるリターンが高く、前述したとおり1枚でも勝てるため、2枚や3枚よりは4枚が好み。
《繁茂の絆》は《生体性軟泥》を探しつつ、ライフを維持してくれるサイドプランに合ったカード。以前の感覚として、ライフゲインがないとランパンから《生体性軟泥》ではアグロデッキに間に合わないため、ライフゲインできるカードは必要不可欠。また、《爆発域》や《伝承の収集者、タミヨウ》、《樹上の草食獣》等、除去リソースランパン全てに触ることができる万能感も素晴らしい。欠点があるとすれば、ソーサリーであることと2マナであること。
あとは、友人からエスパーミッドレンジとコントロールが強いという話しが来たので《殺戮の暴君》を増やし、直接《時を解す者、テフェリー》《覆いを割く者、ナーセット》に殴りかかることができ、《生体性軟泥》プランと相性が良い《世界を揺るがす者、ニッサ》を採用。
《押し潰す梢》はPW環境である今そこまで刺さるカードでは無いが、《生体性軟泥》で地上を止めた上から《正気泥棒》で殴られるのが癪だったり、《パルン、ニヴ=ミゼット》に負けたくなかったので1枚は採用。《水没遺跡、アズカンタ》や《伝承の収集者、タミヨウ》でデッキを掘るスピードが半端ではないため、シミックネクサスでは60枚の中に1枚でも入っていることが重要。
・レポ
R1 エスパーミッドレンジ ○○
相手先手2t《思考消去》で《伝承の収集者、タミヨウ》が抜かれ3tに《正気泥棒》を出されるも、《一瞬》で戻してから《悪意ある妨害》で打ち消す。
その後、トップしてきた《伝承の収集者、タミヨウ》着地でそのまま勝ち。
サイド後は《第1管区の勇士》に殴られ続け、《時を解す者、テフェリー》が着地する。《生体性軟泥》を出すが、《拘留代理人》で本体を《時を解す者、テフェリー》の-でトークンを処理されピンチになる。
しかし、相手のクロックがそこまで早くなかったため《爆発域》X=3起動が間に合い、《生体性軟泥》が着地して勝ち。
R2 青黒コントロール ○○
メインはだらだらやって《運命のきずな》仕掛けで勝ち。
サイド後は《覆いを割く者、ナーセット》から《漂流自我》2連打され、1枚は弾くものの2枚目で《運命のきずな》を抜かれる。
しかし、ハンドに《殺戮の暴君》があったためそのまま処理されず勝ち。
R3 白単タッチ青 ×○×
メインは後手で1t《樹上の草食獣》2t《成長のらせん》と良い滑り出しだったが、後が続かずマナフラッド。《伝承の収集者、タミヨウ》の能力選択を間違え、負け筋を増やしてしまい負け。
サイド後1戦目は《繁茂の絆》連打から《生体性軟泥》連打で勝ち。なんだかんだコンバットが難しかった。
2戦目は《成長のらせん》から《荒野の再生》+《薬術師の眼識》、《伝承の収集者、タミヨウ》+《根の罠》と動ける良ハンドだったが、土地が3で止まり負け。
R4 エスパーコントロール ○○
メインは相手のスリーブが透けていたためジャッジを呼んだら、両面カードが入っていたらしくゲームロス。2戦目はメインのまま行われた。
なお、相手除去キープ、こちら《成長のらせん》+《薬術師の眼識》キープで勝ち。
R5 赤単 ○×○
メインは後手だったが、相手ダブマリこちらブン回りだったため勝ち。
サイド後1戦目は順当に1ターン間に合わず負け。
2戦目は相手1t《ギトゥの溶岩走り》2t《ヴィーアシーノの紅蓮術師》3t《ゴブリンの鎖回し》。ハンドに火力が2枚以上あるのであれば3tのアクションは火力火力だろうと予想し、余裕を持ってチェイン。その後、《繁茂の絆》2枚で1ターン分稼いで勝ち。
R6 バントミッドレンジ ○××
メインは《エリマキ神秘家》と《拘留代理人》の上からコンボを決めて勝ち。
サイド後はプランニングの甘さからサイドミス。《根の罠》を2枚残すべきでは無かったし、《成長室の守護者》相手に《殺戮の暴君》を入れるべきでは無かった。
R7 バントネクサス ○○
メインは相手が先にチェインを始めるも、手札に不要札が重なったかターンが帰ってくる。そのままターンを返さず勝ち。
サイド後は相手が無限にプレイミス。《荒野の再生》を4tにぶっぱされ、こちらのハンドに何も無く通ってしまう。その後、《世界を揺るがす者、ニッサ》《アズカンタの探索》《ドミナリアの英雄、テフェリー》《爆発域》と負けを覚悟したが、《薬術師の眼識》再活で最後の手札だった《否認》を切り、《爆発域》を貯める余裕があったにもかかわらず放置していたため、ターンが帰ってきた隙にコンボを決めて勝ち。
R8 白黒アグロ ○○
休憩、フリーウィン。
6-2 20位
・感想
白単相手はともかく、バントミッドレンジ相手は対戦経験の少なさとサイドカードの選択が如実に出た。《生体性軟泥》だけでは《拘留代理人》《エリマキ神秘家》《ハイドロイド混成体》の壁を乗り越えることができず、《爆発域》が必要。バントミッドレンジを意識するのであれば《爆発域》の追加を取るべきだった。
しかし、それ以外のデッキ構築に関しては特に不満もなかったため当分大きな変更はなさそう。
そろそろ真面目にフロンティアを考えなければいけないのでスタンダードをプレイする機会は減るだろうが、まだまだ今期は長く続くのでできる限り楽しんでいきたい。
コメント