〇4cサヒーリ
前回の仮組メイン。
4《スレイベンの検査官》
1《迷い子、フブルスプ》
4《守護フェリダー》
4《致命的な一押し》
4《思考消去》
4《ケイヤの誓い》
4《時を解す者、テフェリー》
3《サヒーリ・ライ》
3《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1《悪魔の契約》
4《時を越えた探索》
36呪文
1《島》
1《沼》
1《平地》
2《神無き祭殿》
1《湿った墓》
2《神聖なる泉》
2《蒸気孔》
4《溢れかえる岸辺》
4《汚染された三角州》
2《血染めのぬかるみ》
2《水没した地下墓地》
2《氷河の城砦》
24土地 U20 B16 W17 R12
前回書いてなかったやつから
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
ニュートラルゲーム以上の展開であれば最も強いPWといっても過言ではない。
4マナとPWとしては軽く、プラスで5点クロック0でトークン生成とPWに強いのが特徴。
ミラーではお互いに《致命的な一押し》を構えながらコンボを抑制しつつ、最終的にリソース差か《時を解す者、テフェリー》からのコンボでゲームが決まりがち。そんななか、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は相手の除去に役割を阻害されず、直接的な勝ちやPWでのマウントの取り合いに大きく貢献してくれる1枚だ。
コントロールには言わずもがな、アグロにも先手でテンポを失っていない状況であればゲームを決めるほど強力。
重なっても役割があるカードなので、個人的には75枚に4枚あっても良い。
《悪魔の契約》
効果がすべてデッキと噛み合っており、1枚で劇的なカード。
敗北効果は《守護フェリダー》と《時を解す者、テフェリー》で避けられ、自身の効果や《時を越えた探索》でそれらを引き込むことができる。
機能した際のリソース差が劇的なのはもちろん、ドローによるコンボパーツの引き込み、ハンデスによるコンボへの前方確認、4点火力によるライフゲインや対《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》と全てがデッキのコンセプトに噛み合っているのが素晴らしい。
ただし、ハンドに2枚重なった瞬間に敗北効果を避けることが難しくなり、そもそも1枚あればゲームが決まる部類のカードなので1枚がおそらく適正。
弱点の追記
《不滅の太陽》はPWが機能不全になりメインでは除去もできないのでやばめ。
・サイドボードについて
4cゆえ、取れるカードの択は広い。
とりあえず入りそうなカードを適当に箇条書き
PW
《ヴリンの神童、ジェイス》
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》
《夢を引き裂く者、アショク》
《はぐれ影魔道士、ダブリエル》
《最後の望み、リリアナ》
《復讐に燃えた血王、ソリン》
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
《死の権威、リリアナ》
除去・ハンデス・打消し
《強迫》
《集団的蛮行》
《灯の燼滅》
《渇望の時》
《喪心》
《アングラスの暴力》
《屈辱》
《コラガンの命令》
《シルムガルの命令》
《肉儀場の叫び》
《轟音のクラリオン》
《衰滅》
《否認》
その他
《漂流自我》
《反射魔道士》
《呪文捕らえ》
《陽光浄化者》
それぞれ軽く見ていく。
PW
《ヴリンの神童、ジェイス》×
役割は除去ハンデスドローの嵩増し。
しかし、《守護フェリダー》を除去するために相手は除去を残すため機能しやすいようなゲーム展開になるかと考えると微妙。
後手の場合《時を解す者、テフェリー》でバウンスされる、即効性がないためロングゲームの後半に使いづらい、《守護フェリダー》と相性が良くないなど何とも言えない。
採用するのであればクリーチャーを回収できるカードと使いたい。
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》◎
墓地対ライフゲイン除去フィニッシャーと割と何でもできる。
アグロのクロック、ミラーの《スレイベンの検査官》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のトークン、コントロールやコンボの《時を越えた探索》、ニッチなところだと《硬化した鱗》や《歩行バリスタ》など様々な相手に有効。
奥義も《時を越えた探索》を多用するフロンティアでは普通に即死するため強力。
書いていて思ったが、ここまで範囲広いなら別にメインに1枚あっていいかもしれない。
《夢を引き裂く者、アショク》 〇
フロンティアでは主に墓地対、コントロール相手はサーチ不能が実質ランデスなのでぼちぼち。
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》との違いは即効性と自分の《時を越えた探索》の探査コストになってくれること。
《はぐれ影魔道士、ダブリエル》 △
《守護フェリダー》で使いまわせるハンデス。
超絶ロングゲームマッチアップが増えるならば1枚差してもいいが、現状そんなこともないため微妙。
《最後の望み、リリアナ》 △
除去リソースフィニッシャー。
赤単のクロックが対《スレイベンの検査官》に特化しタフ1が減るのであれば除去としての信頼性が減る、回収するクリーチャーが《守護フェリダー》しか強くないなどの理由で、リソースにはならないものの同マナである《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》の方が良く思える。
《復讐に燃えた血王、ソリン》 ×
ライフゲイン《守護フェリダー》の嵩増し。
キャスト即マイナス《守護フェリダー》の場合自身が墓地に行く、同マナに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がいる、絆魂がついてもパワーが高いクリーチャーがいないなどの理由で微妙。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 ◎
強い。
単体で簡単に勝つことができ、PWに強いため良い。
《死の権威、リリアナ》 〇
クロック生成墓地肥やし《守護フェリダー》の嵩増し。
前述の《復讐に燃えた血王、ソリン》とは違いリアニメイトしても本体が残るのが強力。
プラスのクロック生成+墓地肥やしもPWへの圧と《時を越えた探索》のコスト軽減に寄与するため良い。
奥義が全体除去で勝ちに直結しない点や5マナと重い点が欠点。
重いため入れて1枚?
除去・ハンデス・打消し
《強迫》 ◎
1マナと軽く範囲も広い。
初手に欲しいカードなので《思考消去》と合わせて6~7枚が無難。
《集団的蛮行》 ×
除去ハンデス。
PWが落ちないためミラーで強くなく、アグロ相手も-2/-2では信頼できない。
《灯の燼滅》 〇
範囲が《致命的な一押し》と被っておらず、メインの欠陥であった高マナ域に触れないを補ってくれる。
ミラーでは《守護フェリダー》を見つつ《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》に触れ、厳しいマッチアップであるシミックネクサスの《荒野の再生》にも触れるのが良い。
細かいところでは、追放なため《コラガンの命令》等で使いまわしされないのも良い。
《渇望の時》 ×
ライフゲイン除去。
そもそもメインから単体除去8枚とガッツリ取っているため追加でここまで取るよりは、全体除去か単体除去もできるカードを取った方が良さげ。
《喪心》 ×
範囲はそこそこ広いものの、PWに触れる《灯の燼滅》を優先したい。
《アングラスの暴力》 △
PWに触れる除去として考えるとかなり優秀。
タッチカラーである赤を要求されるが、3マナPWに触れる部分が《灯の燼滅》との差別化点。
なお、本当に処理したPWを処理できない可能性があるためサイドカードとして適切かといわれると微妙?
《丸焼き》 △
ミラーでPWすべてと《守護フェリダー》に触れる除去。
ほぼミラー専用かつ除去なため優先度は下がる。
《コラガンの命令》 〇
除去《守護フェリダー》の嵩増し。
3マナと除去としてはかなり重いが、機体に対して強いのが良い。
《致命的な一押し》や《時を解す者、テフェリー》によって多少ましになっているものの、PWは基本的に機体に弱いため1~2枚あっても良い。
赤要求も3マナ段階ならそこまで気にならないだろう。
《屈辱》 △
確定除去だが、PWに触れないうえに重い。
利点を挙げると、シミックネクサスが《不屈の追跡者》をサイドインしていた場合に強め。
《シルムガルの命令》 △
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》+トークンを1枚で処理できるカード。
リアクションカードのくせに5マナと激しく重いため微妙だが、唯一性の観点から△。
《肉儀場の叫び》 △
全体除去としてはall-2/-2と若干信頼性に欠けるが追放除去。
現状《先祖の結集》コンボのようなクリーチャーを多く展開する墓地利用デッキは流行っていないため△。
《轟音のクラリオン》 ◎
全体3点かつ絆魂。
3点は1マナ果敢相手にも強気に唱えられ《守護フェリダー》は死なない範囲、絆魂能力は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が場に入れば劇的。
このデッキは白が濃く、2点でも自分のクリーチャーは死ぬため《光輝の炎》である必要もないだろう。
《衰滅》 △
《守護フェリダー》まで死んでしまう点と4マナはアグロに間に合ってない点が微妙だが、メタ次第で採用しなくもなさそう。
《否認》 〇
打消しを採用するならばこれ。
4cであることとダブルアクションで使用したいことを考えると《ドビンの拒否権》よりはこちら。
環境に《時を解す者、テフェリー》や《夏の帳》があるため大量に採用するのはリスク。
その他
《漂流自我》 〇
概ね対シミックネクサス用。
厳しいマッチアップなので採用して損はなさそう。スタンと同じく《夏の帳》があるので《時を解す者、テフェリー》マウント時に唱えたい。
ミラーで《守護フェリダー》宣言はサイド後別の勝ち筋が増えることを考えると微妙。
《反射魔道士》 ×
現状の役割的には《ケイヤの誓い》で良い。
《約束された終末、エムラクール》や《アーティファクトの魂込め》等が流行るのであれば採用圏内。
《呪文捕らえ》 ×
《時を解す者、テフェリー》と相性は良いが、前述の通りサイド後相手の除去が抜けるようなデッキではないため微妙。
《陽光浄化者》 △
対エネルギーと《硬化した鱗》用。
しかし、前者にはそもそもメインから強い構造になっており、後者は数が少ないため微妙。
一応唯一性があるため△。
《黎明をもたらす者ライラ》 〇
対アグロ。
《致命的な一押し》《反逆の先導者、チャンドラ》などのフロンティアでの主要な除去が効かないライフゲイン兼フィニッシャー。先手の場合は《ケイヤの誓い》のみで《黎明をもたらす者ライラ》までつなげることはできるが、後手の場合は3マナ全体除去を噛ませたい。
また、《損魂魔道士》や《実験の狂乱》で変えるため信用しすぎは禁物。
〇以上のカードを抜きだしと最大枚数。
3《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》
1《夢を引き裂く者、アショク》
1《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1《死の権威、リリアナ》
3《強迫》
3《灯の燼滅》
2《コラガンの命令》
3《轟音のクラリオン》
2《否認》
2《漂流自我》
1《黎明をもたらす者ライラ》
22
あとはインアウトとかで調整。
〇赤単
一応この間のフロンティア神トラは赤単で出たのでそのリストと戦績。
4《僧院の速槍》
4《損魂魔道士》
4《ギトゥの溶岩走り》
1《鐘突きのズルゴ》
4《乱撃斬》
4《強迫》
4《稲妻の一撃》
4《舞台照らし》
3《炎の侍祭、チャンドラ》
2《魔術師の稲妻》
3《実験の狂乱》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
40呪文
6《山》
3《血の墓所》
4《血染めのぬかるみ》
4《樹木茂る山麓》
4《ラムナプの遺跡》
21土地 B11 R21
2 《無頼な扇動者、ティボルト》
1《炎の侍祭、チャンドラ》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
2《残忍な切断》
2《焼けつく双陽》
2《ドリルビット》
4《歩行バリスタ》
15
R1 赤単 ◯✖︎◯
R2 スゥルタイコントロール ◯◯
R3 5cサヒーリ ◯◯
R4 ID
R5 赤単 ◯✖︎◯
で1位抜けから
SE1 対戦相手来ずで勝ち
SE2 赤単 ✖︎✖︎
予想の3倍は赤単がいてビックリ。
反省点
《紺碧のドレイク》対策として《歩行バリスタ》を採用したが、当日の昼に《集団的蛮行》で良いことに気づかされた。
赤単ミラーのサイド後後手時ですべて負けているため、プランニングとカード選択が間違ってそう。
・サイドボードについて
とりあえず入りそうなカードを箇条書き。
クリーチャー
《ゴブリンの鎖回し》
《暴れ回るフェロキドン》
《再燃するフェニックス》
除去・ハンデス
《ドリルビット》
《集団的蛮行》
《残忍な切断》
《焼けつく双陽》
《コラガンの命令》
PW
《無頼な扇動者、ティボルト》
《炎の侍祭、チャンドラ》
《反逆の先導者、チャンドラ》
その他
《トーモッドの墓所》
《山》
それぞれ軽く見ていく。
《ゴブリンの鎖回し》 〇
肉質の良い除去。
赤単ミラーで相手がタフ1クリーチャーを採用していた場合や《搭載歩行機械》などに強い。タフ1でなくても《損魂魔道士》と合わせて使えば-1/-1カウンターばらまきになるため強力。
抜いてからミラーでの強さを再確認したが、タフ1が減少傾向になるならそこまで枚数が必要なわけでもない。
分類としてはリアクションカードなので2枚より。
《暴れ回るフェロキドン》 △
肉質の良いライフゲイン阻害。
クロックが速くゲームプランにあっている反面、3マナ全体3点や《致命的な一押し》でテンポ良く処理されてしまうのが難点。
《集合した中隊》デッキや《守護フェリダー》コンボには強め。
《再燃するフェニックス》 ×
ミラーのフィニッシャー。
スタンと違って《ゲトの裏切り者、カリタス》+《致命的な一押し》で手軽に処理されるため、処理されづらいフィニッシャーとしてはランクが下がる。
《ドリルビット》 ◎
追加のハンデス。
《ゲトの裏切り者、カリタス》や《黎明をもたらす者ライラ》などの致命的なクリーチャーから《ケイヤの誓い》や《黒き剣のギデオン》、《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》まですべてに対処できるため良い
しかし、メインに《強迫》を4枚取っているため2~3枚。
《集団的蛮行》 〇
ハンデス《紺碧のドレイク》用の除去。
プロ赤かつ後半に火力呪文への打消しとなる《紺碧のドレイク》はこのデッキの天敵であり、対処カードはサイドボードに必須。プロ赤のカードを処理できる選択肢はいくつかあるが、おそらくこれが一番強い。
《紺碧のドレイク》がいない場面では本体火力やハンデスになり、果敢も誘発できるのが良い。
《残忍な切断》 〇
確定除去。
前回書いた通り、《ゲトの裏切り者、カリタス》と《黎明をもたらす者ライラ》を処理できるカードはこれと《火による戦い》くらいで、こちらは概ね1マナで唱えられるため良い。
ニッチなところだと《硬化した鱗》デッキの《マナ喰らいのハイドラ》などにも強い。
《焼けつく双陽》 〇
3点全体除去。
ミラーの後手時や《硬化した鱗》の《巻きつき蛇》+何か、《集合した中隊》デッキに強い。
刺さる相手がニッチかつパッシブカードなので0~1。
《コラガンの命令》 △
《キランの真意号》入りのアグロデッキ用。
《キランの真意号》から《黒き剣のギデオン》の動きに対応できるカードではあるが、パッシブカードで対応するよりもアクティブカードで対応した方がゲームプラン的に良さそう。
《無頼な扇動者、ティボルト》 〇
ライフ阻害クロック。
《暴れ回るフェロキドン》との違いは主にクロックの速さ、除去耐性。
クロックは《暴れ回るフェロキドン》の方が速いが、PWゆえ全体除去で流れないのが強み。
サイド後の相手のゲームプランと噛み合いがちなのが良い。
《炎の侍祭、チャンドラ》《反逆の先導者、チャンドラ》 〇
《実験の狂乱》が効きづらい相手にダブルチャンドラプランが取れるのは明確な強み。
《トーモッドの墓所》 △
テンポ損のない墓地対策。
現状そこまで墓地利用コンボがないため入らないが、増えた場合は採用。
《山》 〇
後手時《舞台照らし》が機能しづらいことを考えると22枚目の土地はあった方が良い?
まとめるとこんな感じ。
2《ゴブリンの鎖回し》
1《炎の侍祭、チャンドラ》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
2《残忍な切断》
2《無頼な扇動者、ティボルト》
1《焼けつく双陽》
3《ドリルビット》
3《集団的蛮行》
1《山》
17
今回はここまで。
前回の仮組メイン。
4《スレイベンの検査官》
1《迷い子、フブルスプ》
4《守護フェリダー》
4《致命的な一押し》
4《思考消去》
4《ケイヤの誓い》
4《時を解す者、テフェリー》
3《サヒーリ・ライ》
3《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1《悪魔の契約》
4《時を越えた探索》
36呪文
1《島》
1《沼》
1《平地》
2《神無き祭殿》
1《湿った墓》
2《神聖なる泉》
2《蒸気孔》
4《溢れかえる岸辺》
4《汚染された三角州》
2《血染めのぬかるみ》
2《水没した地下墓地》
2《氷河の城砦》
24土地 U20 B16 W17 R12
前回書いてなかったやつから
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
ニュートラルゲーム以上の展開であれば最も強いPWといっても過言ではない。
4マナとPWとしては軽く、プラスで5点クロック0でトークン生成とPWに強いのが特徴。
ミラーではお互いに《致命的な一押し》を構えながらコンボを抑制しつつ、最終的にリソース差か《時を解す者、テフェリー》からのコンボでゲームが決まりがち。そんななか、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は相手の除去に役割を阻害されず、直接的な勝ちやPWでのマウントの取り合いに大きく貢献してくれる1枚だ。
コントロールには言わずもがな、アグロにも先手でテンポを失っていない状況であればゲームを決めるほど強力。
重なっても役割があるカードなので、個人的には75枚に4枚あっても良い。
《悪魔の契約》
効果がすべてデッキと噛み合っており、1枚で劇的なカード。
敗北効果は《守護フェリダー》と《時を解す者、テフェリー》で避けられ、自身の効果や《時を越えた探索》でそれらを引き込むことができる。
機能した際のリソース差が劇的なのはもちろん、ドローによるコンボパーツの引き込み、ハンデスによるコンボへの前方確認、4点火力によるライフゲインや対《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》と全てがデッキのコンセプトに噛み合っているのが素晴らしい。
ただし、ハンドに2枚重なった瞬間に敗北効果を避けることが難しくなり、そもそも1枚あればゲームが決まる部類のカードなので1枚がおそらく適正。
弱点の追記
《不滅の太陽》はPWが機能不全になりメインでは除去もできないのでやばめ。
・サイドボードについて
4cゆえ、取れるカードの択は広い。
とりあえず入りそうなカードを適当に箇条書き
PW
《ヴリンの神童、ジェイス》
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》
《夢を引き裂く者、アショク》
《はぐれ影魔道士、ダブリエル》
《最後の望み、リリアナ》
《復讐に燃えた血王、ソリン》
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
《死の権威、リリアナ》
除去・ハンデス・打消し
《強迫》
《集団的蛮行》
《灯の燼滅》
《渇望の時》
《喪心》
《アングラスの暴力》
《屈辱》
《コラガンの命令》
《シルムガルの命令》
《肉儀場の叫び》
《轟音のクラリオン》
《衰滅》
《否認》
その他
《漂流自我》
《反射魔道士》
《呪文捕らえ》
《陽光浄化者》
それぞれ軽く見ていく。
PW
《ヴリンの神童、ジェイス》×
役割は除去ハンデスドローの嵩増し。
しかし、《守護フェリダー》を除去するために相手は除去を残すため機能しやすいようなゲーム展開になるかと考えると微妙。
後手の場合《時を解す者、テフェリー》でバウンスされる、即効性がないためロングゲームの後半に使いづらい、《守護フェリダー》と相性が良くないなど何とも言えない。
採用するのであればクリーチャーを回収できるカードと使いたい。
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》◎
墓地対ライフゲイン除去フィニッシャーと割と何でもできる。
アグロのクロック、ミラーの《スレイベンの検査官》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のトークン、コントロールやコンボの《時を越えた探索》、ニッチなところだと《硬化した鱗》や《歩行バリスタ》など様々な相手に有効。
奥義も《時を越えた探索》を多用するフロンティアでは普通に即死するため強力。
書いていて思ったが、ここまで範囲広いなら別にメインに1枚あっていいかもしれない。
《夢を引き裂く者、アショク》 〇
フロンティアでは主に墓地対、コントロール相手はサーチ不能が実質ランデスなのでぼちぼち。
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》との違いは即効性と自分の《時を越えた探索》の探査コストになってくれること。
《はぐれ影魔道士、ダブリエル》 △
《守護フェリダー》で使いまわせるハンデス。
超絶ロングゲームマッチアップが増えるならば1枚差してもいいが、現状そんなこともないため微妙。
《最後の望み、リリアナ》 △
除去リソースフィニッシャー。
赤単のクロックが対《スレイベンの検査官》に特化しタフ1が減るのであれば除去としての信頼性が減る、回収するクリーチャーが《守護フェリダー》しか強くないなどの理由で、リソースにはならないものの同マナである《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》の方が良く思える。
《復讐に燃えた血王、ソリン》 ×
ライフゲイン《守護フェリダー》の嵩増し。
キャスト即マイナス《守護フェリダー》の場合自身が墓地に行く、同マナに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がいる、絆魂がついてもパワーが高いクリーチャーがいないなどの理由で微妙。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 ◎
強い。
単体で簡単に勝つことができ、PWに強いため良い。
《死の権威、リリアナ》 〇
クロック生成墓地肥やし《守護フェリダー》の嵩増し。
前述の《復讐に燃えた血王、ソリン》とは違いリアニメイトしても本体が残るのが強力。
プラスのクロック生成+墓地肥やしもPWへの圧と《時を越えた探索》のコスト軽減に寄与するため良い。
奥義が全体除去で勝ちに直結しない点や5マナと重い点が欠点。
重いため入れて1枚?
除去・ハンデス・打消し
《強迫》 ◎
1マナと軽く範囲も広い。
初手に欲しいカードなので《思考消去》と合わせて6~7枚が無難。
《集団的蛮行》 ×
除去ハンデス。
PWが落ちないためミラーで強くなく、アグロ相手も-2/-2では信頼できない。
《灯の燼滅》 〇
範囲が《致命的な一押し》と被っておらず、メインの欠陥であった高マナ域に触れないを補ってくれる。
ミラーでは《守護フェリダー》を見つつ《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》に触れ、厳しいマッチアップであるシミックネクサスの《荒野の再生》にも触れるのが良い。
細かいところでは、追放なため《コラガンの命令》等で使いまわしされないのも良い。
《渇望の時》 ×
ライフゲイン除去。
そもそもメインから単体除去8枚とガッツリ取っているため追加でここまで取るよりは、全体除去か単体除去もできるカードを取った方が良さげ。
《喪心》 ×
範囲はそこそこ広いものの、PWに触れる《灯の燼滅》を優先したい。
《アングラスの暴力》 △
PWに触れる除去として考えるとかなり優秀。
タッチカラーである赤を要求されるが、3マナPWに触れる部分が《灯の燼滅》との差別化点。
なお、本当に処理したPWを処理できない可能性があるためサイドカードとして適切かといわれると微妙?
《丸焼き》 △
ミラーでPWすべてと《守護フェリダー》に触れる除去。
ほぼミラー専用かつ除去なため優先度は下がる。
《コラガンの命令》 〇
除去《守護フェリダー》の嵩増し。
3マナと除去としてはかなり重いが、機体に対して強いのが良い。
《致命的な一押し》や《時を解す者、テフェリー》によって多少ましになっているものの、PWは基本的に機体に弱いため1~2枚あっても良い。
赤要求も3マナ段階ならそこまで気にならないだろう。
《屈辱》 △
確定除去だが、PWに触れないうえに重い。
利点を挙げると、シミックネクサスが《不屈の追跡者》をサイドインしていた場合に強め。
《シルムガルの命令》 △
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》+トークンを1枚で処理できるカード。
リアクションカードのくせに5マナと激しく重いため微妙だが、唯一性の観点から△。
《肉儀場の叫び》 △
全体除去としてはall-2/-2と若干信頼性に欠けるが追放除去。
現状《先祖の結集》コンボのようなクリーチャーを多く展開する墓地利用デッキは流行っていないため△。
《轟音のクラリオン》 ◎
全体3点かつ絆魂。
3点は1マナ果敢相手にも強気に唱えられ《守護フェリダー》は死なない範囲、絆魂能力は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が場に入れば劇的。
このデッキは白が濃く、2点でも自分のクリーチャーは死ぬため《光輝の炎》である必要もないだろう。
《衰滅》 △
《守護フェリダー》まで死んでしまう点と4マナはアグロに間に合ってない点が微妙だが、メタ次第で採用しなくもなさそう。
《否認》 〇
打消しを採用するならばこれ。
4cであることとダブルアクションで使用したいことを考えると《ドビンの拒否権》よりはこちら。
環境に《時を解す者、テフェリー》や《夏の帳》があるため大量に採用するのはリスク。
その他
《漂流自我》 〇
概ね対シミックネクサス用。
厳しいマッチアップなので採用して損はなさそう。スタンと同じく《夏の帳》があるので《時を解す者、テフェリー》マウント時に唱えたい。
ミラーで《守護フェリダー》宣言はサイド後別の勝ち筋が増えることを考えると微妙。
《反射魔道士》 ×
現状の役割的には《ケイヤの誓い》で良い。
《約束された終末、エムラクール》や《アーティファクトの魂込め》等が流行るのであれば採用圏内。
《呪文捕らえ》 ×
《時を解す者、テフェリー》と相性は良いが、前述の通りサイド後相手の除去が抜けるようなデッキではないため微妙。
《陽光浄化者》 △
対エネルギーと《硬化した鱗》用。
しかし、前者にはそもそもメインから強い構造になっており、後者は数が少ないため微妙。
一応唯一性があるため△。
《黎明をもたらす者ライラ》 〇
対アグロ。
《致命的な一押し》《反逆の先導者、チャンドラ》などのフロンティアでの主要な除去が効かないライフゲイン兼フィニッシャー。先手の場合は《ケイヤの誓い》のみで《黎明をもたらす者ライラ》までつなげることはできるが、後手の場合は3マナ全体除去を噛ませたい。
また、《損魂魔道士》や《実験の狂乱》で変えるため信用しすぎは禁物。
〇以上のカードを抜きだしと最大枚数。
3《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》
1《夢を引き裂く者、アショク》
1《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1《死の権威、リリアナ》
3《強迫》
3《灯の燼滅》
2《コラガンの命令》
3《轟音のクラリオン》
2《否認》
2《漂流自我》
1《黎明をもたらす者ライラ》
22
あとはインアウトとかで調整。
〇赤単
一応この間のフロンティア神トラは赤単で出たのでそのリストと戦績。
4《僧院の速槍》
4《損魂魔道士》
4《ギトゥの溶岩走り》
1《鐘突きのズルゴ》
4《乱撃斬》
4《強迫》
4《稲妻の一撃》
4《舞台照らし》
3《炎の侍祭、チャンドラ》
2《魔術師の稲妻》
3《実験の狂乱》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
40呪文
6《山》
3《血の墓所》
4《血染めのぬかるみ》
4《樹木茂る山麓》
4《ラムナプの遺跡》
21土地 B11 R21
2 《無頼な扇動者、ティボルト》
1《炎の侍祭、チャンドラ》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
2《残忍な切断》
2《焼けつく双陽》
2《ドリルビット》
4《歩行バリスタ》
15
R1 赤単 ◯✖︎◯
R2 スゥルタイコントロール ◯◯
R3 5cサヒーリ ◯◯
R4 ID
R5 赤単 ◯✖︎◯
で1位抜けから
SE1 対戦相手来ずで勝ち
SE2 赤単 ✖︎✖︎
予想の3倍は赤単がいてビックリ。
反省点
《紺碧のドレイク》対策として《歩行バリスタ》を採用したが、当日の昼に《集団的蛮行》で良いことに気づかされた。
赤単ミラーのサイド後後手時ですべて負けているため、プランニングとカード選択が間違ってそう。
・サイドボードについて
とりあえず入りそうなカードを箇条書き。
クリーチャー
《ゴブリンの鎖回し》
《暴れ回るフェロキドン》
《再燃するフェニックス》
除去・ハンデス
《ドリルビット》
《集団的蛮行》
《残忍な切断》
《焼けつく双陽》
《コラガンの命令》
PW
《無頼な扇動者、ティボルト》
《炎の侍祭、チャンドラ》
《反逆の先導者、チャンドラ》
その他
《トーモッドの墓所》
《山》
それぞれ軽く見ていく。
《ゴブリンの鎖回し》 〇
肉質の良い除去。
赤単ミラーで相手がタフ1クリーチャーを採用していた場合や《搭載歩行機械》などに強い。タフ1でなくても《損魂魔道士》と合わせて使えば-1/-1カウンターばらまきになるため強力。
抜いてからミラーでの強さを再確認したが、タフ1が減少傾向になるならそこまで枚数が必要なわけでもない。
分類としてはリアクションカードなので2枚より。
《暴れ回るフェロキドン》 △
肉質の良いライフゲイン阻害。
クロックが速くゲームプランにあっている反面、3マナ全体3点や《致命的な一押し》でテンポ良く処理されてしまうのが難点。
《集合した中隊》デッキや《守護フェリダー》コンボには強め。
《再燃するフェニックス》 ×
ミラーのフィニッシャー。
スタンと違って《ゲトの裏切り者、カリタス》+《致命的な一押し》で手軽に処理されるため、処理されづらいフィニッシャーとしてはランクが下がる。
《ドリルビット》 ◎
追加のハンデス。
《ゲトの裏切り者、カリタス》や《黎明をもたらす者ライラ》などの致命的なクリーチャーから《ケイヤの誓い》や《黒き剣のギデオン》、《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》まですべてに対処できるため良い
しかし、メインに《強迫》を4枚取っているため2~3枚。
《集団的蛮行》 〇
ハンデス《紺碧のドレイク》用の除去。
プロ赤かつ後半に火力呪文への打消しとなる《紺碧のドレイク》はこのデッキの天敵であり、対処カードはサイドボードに必須。プロ赤のカードを処理できる選択肢はいくつかあるが、おそらくこれが一番強い。
《紺碧のドレイク》がいない場面では本体火力やハンデスになり、果敢も誘発できるのが良い。
《残忍な切断》 〇
確定除去。
前回書いた通り、《ゲトの裏切り者、カリタス》と《黎明をもたらす者ライラ》を処理できるカードはこれと《火による戦い》くらいで、こちらは概ね1マナで唱えられるため良い。
ニッチなところだと《硬化した鱗》デッキの《マナ喰らいのハイドラ》などにも強い。
《焼けつく双陽》 〇
3点全体除去。
ミラーの後手時や《硬化した鱗》の《巻きつき蛇》+何か、《集合した中隊》デッキに強い。
刺さる相手がニッチかつパッシブカードなので0~1。
《コラガンの命令》 △
《キランの真意号》入りのアグロデッキ用。
《キランの真意号》から《黒き剣のギデオン》の動きに対応できるカードではあるが、パッシブカードで対応するよりもアクティブカードで対応した方がゲームプラン的に良さそう。
《無頼な扇動者、ティボルト》 〇
ライフ阻害クロック。
《暴れ回るフェロキドン》との違いは主にクロックの速さ、除去耐性。
クロックは《暴れ回るフェロキドン》の方が速いが、PWゆえ全体除去で流れないのが強み。
サイド後の相手のゲームプランと噛み合いがちなのが良い。
《炎の侍祭、チャンドラ》《反逆の先導者、チャンドラ》 〇
《実験の狂乱》が効きづらい相手にダブルチャンドラプランが取れるのは明確な強み。
《トーモッドの墓所》 △
テンポ損のない墓地対策。
現状そこまで墓地利用コンボがないため入らないが、増えた場合は採用。
《山》 〇
後手時《舞台照らし》が機能しづらいことを考えると22枚目の土地はあった方が良い?
まとめるとこんな感じ。
2《ゴブリンの鎖回し》
1《炎の侍祭、チャンドラ》
2《反逆の先導者、チャンドラ》
2《残忍な切断》
2《無頼な扇動者、ティボルト》
1《焼けつく双陽》
3《ドリルビット》
3《集団的蛮行》
1《山》
17
今回はここまで。
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